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KitchHike n.48&49

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2017年のキッチハイクは先月、上野でのクリスマス会で終わりました。初めて上野のレンタルキッチンで開催して、家でのキッチハイクと違う経験が楽しめました。今年も家でのキッチハイクと同時に上野での食事会も続けたいと思います!
さて、恥ずかしいほど遅いですが、11月の(自宅で行った)キッチハイクメニューを紹介します。
キッチハイク48回目(11/16開催):

アンティパスト (前菜)

  • Cecina (チェチーナ)
  • Insalata di spinaci con pere e formaggio (ほうれん草と洋梨のサラダ)
プリーモ (パスタ)

  • Lasagne erbe e gorgonzola  (野菜とゴルゴンゾーラのラザニア)
セコンド(主菜)

  • Polpette alla pizzaiola (ピッツァ風ポルペッテ)
  • Piselli al tegamino(グリーンピース煮)
ドルチェ

  • Torta semolino (セモリナ粉のケーキ)
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48回、49回の時に用意したチェチーナはひよこ豆パウダーで作るパンケーキ?チヂミ?笑のような料理です。トスカーナの料理ですが、ファリナータという名前でリグリア州でも食べられてます。よくパン屋さんで販売されているので、フォカッチャやカットピッツァと同じようにおやつ・パン代わりに食べられています。焼き上がったチェチーナにチーズやハーブ、オリーブオイル、黒胡椒などをかけて食べると一段美味しくなります♪

IMG_0426サラダによく使うほうれん草と洋梨の組合せもキッチハイク初登場ではありません。チーズとクルミも入れて味・食感が豊富なサラダにしました。
IMG_0428今回のラザニアに使った主な野菜はルッコラ、そして有機栽培の野菜を販売してる店で買った少し珍しい「アスパラ菜」でした。野菜とチーズ、ホワイトソースのデリケートな味のラザニアです!
セコンドは「ピッツァ風」、つまりトマトとモッツァレラをかけた、ポルペッテ(肉団子)でした。肉団子だけではなく、豚肉の薄切りなどもよく「ピッツァ風」で調理します。
IMG_0431最後、1回目のキッチハイクを始め、何度も作ったセモリナ粉のケーキをドルチェとして用意。夏でも冬でも美味しいですね(^^)笑
続いて49回目(11/28開催)のメニュー:

アンティパスト (前菜)

  • Cecina (チェチーナ)
  • Insalata di polpo e fagioli borlotti (タコとうずら豆のサラダ)
プリーモ (パスタ)

  • Gnocchi di zucca burro e salmone (サーモンバターソースのかぼちゃニョッキ)
セコンド(主菜)

  • Seppie ripiene (イカ詰)
  • Piselli al pomodoro(グリーンピースのトマト煮)
ドルチェ

  • Frittelle di mele (りんごのフリッテッレー)
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チェチーナと一緒に、久しぶりに作ったうずら豆とタコのサラダ。このような魚介と豆を合わせた料理はイタリアでは珍しくないです。タコの場合、うずら豆をインゲン豆に変えても、またはじゃがいも、セロリを加えても美味しいです☆
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かぼちゃのニョッキ
は参加者と一緒に作りました。普段はチーズやバター、きのこなどを使ったソースと和えることが多いですが、今回はスモークサーモンで作ったソースと合わせました。かぼちゃとサーモン?と思われそうですが、両方の味が引き立たれてすごく美味しかったですよ!おすすめ〜
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では…イカ詰って何の詰め?と気になりますね?笑 この料理もよく作りますが、イカの胴体の中に細かく刻んだゲソ、卵、パン粉などを入れてトマトソースで煮込みます。一緒に出したグリーンピースのトマト煮との相性が良いです〜
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りんごのフリッテッレー
(りんごの揚げ物)はお母さんがよく作っていたデザート・おやつです。アイスやシナモンをかけてついつい食べてしまいます…笑
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早速今週の金曜日は2018年の初キッチハイクです!
そして来月、静岡県の三島市で行う「AMORE MISHIMA!」で今年も料理教室を担当させていただきます!昨年のレポートはこちら☆

KitchHike n.35

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35回、36回のキッチハイクはクリスマスをテーマにし、いつもより少しお洒落な料理を用意したり、クリスマスカップとキャンドルを使ったりしました。また、35回目からメニュー構成(料理を出す順番)をちょっと変更しました。これまでは前菜→パスタとサラダ→デザートという順番でしたが、前菜の中で肉や魚のお菜も入れていました。これは炭水化物を最後に食べるという和食っぽいコースで、イタリアで本来パスタの後に食べる料理も前菜として出してきました。35回目から本番に近い流れを選び、前菜(軽いもの)→パスタ→肉や魚のお菜とサラダ→デザートに変えました。これからもずっとこの順番で行きたいと思います♪ 食事時間が長くなりますが…(^^;)

以下、35回目のメニューです。

アンティパスト(前菜)

  • Polentine con funghi e speck (スペックとポルチーニ茸クリームかけポレンタ)
  • Pomodori secchi sott’olio (ドライトマトのオイル漬け)
  • Insalata con merluzzo, melagrana e lenticchie (タラとレンズ豆のサラダ)

プリーモ(パスタ)

  • Gnocchi di zucca e ricotta con salsa alle noci (かぼちゃとリコッタチーズのニョッキ〜胡桃ソース〜)

セコンド(主菜)

  • Bagna cauda (バーニャカウダ)
  • Quiche di salmone e porri (サーモンと長ねぎ入りキッシュ)

ドルチェ(デザート)

  • Crema di amaretti (アマレッティ風味のティラミスクリーム)

その他

  • Vin brûlé (ホットワイン)
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軽い前菜として、まずは燻製生ハム「スペック」の上にトウモロコシ粉で作るイタリア郷土料理「ポレンタ」を乗せ、ポルチーニのクリームソースをかけました。スペック、ポレンタとポルチーニは全て私の大好物ですが、ポレンタとポルチーニは冬のイタリア料理によく見つける組合せです。
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その後、ほうれん草、鱈、クリスマスに合う真っ赤なザクロ、この時期によく食べるレンズ豆のサラダとドライトマトの手作りオイル漬けを出しました。レンズ豆は金貨の形に似ているので新年の金運上昇に効果があると思われ、昔からイタリアで年末年始に食べる料理です。イタリアンおせち料理だね(^^)
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「プリーモ・ピアット」(ファーストディッシュ、基本的にパスタやリゾットなど)はリクエストされたニョッキで、季節的にかぼちゃのニョッキが良いと考えました。柔らかさとでデリケートな風味を加えるリコッタチーズも生地に入れ、ソースは胡桃と生クリーム♪
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プリーモを食べ終わったら、セコンド(主菜)の番です。カラフルな野菜の盛合せに手作りバーニャカウダ、そしてディルをトッピングした少しお洒落なサーモンと長ねぎのキッシュ。ここまで食べ続けたゲストさん達に本当に感謝です!
ドルチェ(デザート)はアーモンドクッキーのアマレッティ風味ティラミスクリーム。同じ味のアマレット酒ももちろん入っています〜
最後、冬だからこそホットワインを作ることにしました(^-^)イタリアで飲むホットワインは「vin brûlé」と呼び、冬の祭りとかで出されたりします。特に山の街、スキー場の近くによく飲まれます☆img_0283
次回の書き込みは2016年の最終キッチハイクになります。そして2017年1月のキッチハイクが受付中です!
また、来月静岡県の三島市で行う「AMORE MISHIMA!」の際、三島野菜を使ったイタリアン料理教室も楽しみにしててください!この企画について今月中にまた詳しくお話しします〜!

KitchHike n.25

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実家のように広い庭がなくてもアパートのちょっとした緑スペースでハーブが育てられます。最近このハーブの種類を増やし、バジル、イタリアンパセリ、ミント、ローズマリー、セージが揃ってきました(^-^)今度ハーブメインのメニューを考えてみよう〜♪
そして家の中の緑を増やすとポケモンが近づいてくるかな?笑笑
7月に入ってから去年の夏の定番メニュー(スイカとリコッタのサラダとか)を出しながら新しい料理も用意し始めました。では、キッチハイク25回目のメニューです〜
 
前菜
 
・Insalata di cocomero e ricotta(スイカとリコッタチーズのサラダ)
・Insalata di patate e calamari(イカとじゃがいものサラダ)
・Cestini di parmigiano con mousse al salmone(サーモンムース入りパルメザンチーズカップ)
  
メイン
 
・Gnocchi verdi con gamberetti e pomodoro fresco(エビとフレッシュトマトのほうれん草ニョッキ)
 
サラダ
 
・Insalata di arance(オレンジのサラダ)
 
デザート
 
・Tiramisù alla birra(ビッラミス)
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image去年の夏キッチハイクの時に大人気だったスイカとリコッタチーズのサラダって変な組み合わせ(スイカ、チーズ、玉ねぎ?!)と思われがちですが、実は結構ハマってしまう味です。少し甘じょっぱく、夏にぴったりのフレッシュなサラダです〜
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イカとじゃがいものサラダも新しいメニューではなく、タコとじゃがいもサラダとほぼ同じものです(参照:)
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今回始めて出したのはちょっとお洒落な「サーモンクリーム入りパルメザンチーズカップ」です☆まず、軽く仕上がれるよう生クリームを入れずに焼きサーモンと手作りリコッタチーズを混ぜてサーモンクリームを準備(全日でもいいですよ!)。そしてフライパンを使って溶かしたパルメザンでチーズカップを作りました。チーズカップの大きさによってサラダやパスタまで、色々なモノを中に入れてどんな料理でも少しお洒落に見せるために便利ですよ!☆
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メインディッシュとしてニョッキをリクエストされて、せっかくだったのでいつもと違うニョッキの種類を作ることにしました。選んだのはじゃがいもニョッキの生地にほうれん草を加える、緑色のほうれん草ニョッキ。ほうれん草を使うのは一番普通ですが、小松菜やイラクサ(イタリアに生えているイラクサは日本と別種だと思いますが)でも「Gnocchi verdi」(グリーンニョッキ)が作られます。ソースは前菜のメニューに合わせて魚介を選んでエビとフレッシュトマトソースにしました。
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オレンジのサラダは前も作ったことがあり、夏に食べたくなるさっぱりサラダです。個人的に魚介料理にとても合うと思います〜
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不思議な名前の「ビッラミス」はなんとビール風味のティラミスです!イタリアにある好きなレスタランでこのようなデザートを何回も食べたりして、ずっと再現してみたいと思っていました。その店で食べていたデザートよりはビール味が薄かったですが、一方でビールが苦手な人も楽しめるティラミスになりました。次回作る時はおばあさんのティラミスレシピを使ってみよう〜
 今回も終わりです♪ 次回のキッチハイクレポートではOisixの美味しい有機野菜を使ったメニューを紹介します!(^-^)♪
8月〜9月に私のキッチハイクに来たい方がいましたらこちらでご連絡・予約ください→ イタリア家庭料理フルコース

KitchHike n.24

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キッチハイクを始めて1年間経ちました。今回キッチハイク24回目ってことは平均月2回程度でキッチハイクを開催していることですね。1年前、登録した時はこうなると思っていなかった^_^; 楽しくて楽しくて、やっぱり始めてよかった〜と毎回思います。そして今まで参加したハイカーさん、本当にありがとうございました!参加した方もまだの方も、これからもよろしくお願いします!

ではでは、24回目のメニューです〜

前菜

  • Panzanella (パンザネッラ)
  • Uova ripiene (詰め卵)
  • Strudel di radicchio (トレビスのシュトゥルーデル)
  • Straccetti di pollo panna e funghi (ポルチーニ香る一口鶏肉炒め)

メイン

  • Gnocchi di barbabietola con burro e speck (ビーツのニョッキ~バタースペックソース~)

サラダ

  • Insalata con zucchine gialle grigliate e pomodorini (黄色ズッキーニとミニトマトのレタスサラダ)

デザート

  • Torta di carote (にんじんプリンケーキ)
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image前菜の中、パンザネッラ詰め卵トレビスのシュトゥルーデルはキッチハイクでよく出す料理です(参考: KitchHike n.2, KitchHike n.14, KitchHike n.18)が、ポルチーニ香る一口鶏肉炒めは初めて用意しました。脂肪の少ない鶏むね肉をマッシュルームと乾燥ポルチーニと炒めて、仕上げに生クリームも加えます。マッシュルームだけではなく、乾燥ポルチーニも入れるのはポイントです♪こうするとポルチーニ独特の香りがマッシュルームにも生クリームにも広がって美味しいです〜
imageメインは前から作ろうと思っていたピンク色のニョッキ♡通常ニョッキ作りに使うじゃがいもにビーツ(ボルシチに入っている真っ赤な野菜)を混ぜると色がピンク〜赤くなり、風味も少し変わってきます。今回缶詰めのビーツを利用しましたが、生ビーツがあればそれの方がおすすめです!毎回ニョッキを作る時は違う種類(かぼちゃのニョッキ、栗のニョッキとか)を選んでとても楽しいです(^-^)次回のキッチハイクもニョッキを食べたい方々が参加するのでまた違うバージョンを予定しています!
ソースはニョッキによく合うバターと燻製生ハム(スペック)を使ったシンプルなもので。
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サラダは好きなズッキーニサラダのためにちょっと珍しい黄色ズッキーニを使い、そして鮮やかな色に仕上げられるように赤いプチトマトも入れました。
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デザートとして前もにんじんケーキを用意したことがありますが、このにんじんプリンケーキは違うものです。主な違いは生にんじんの代わりに甘く煮たにんじんを使うところです。スポンジケーキよりはプリンに近い食感になって、塩も加えているので甘じょっぱく出来上がりました。野菜がたっぷり入っているヘルシーなスイーツですよ☆
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これで今までのキッチハイクを全てレビューしました!…が、4日後にキッチハイク25回目が行います(^o^)久しぶりに魚介類を使おうと思ってます〜
月末以降のキッチハイクに参加したい方はここからご連絡ください(^^)

KitchHike n.10&11

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Buon anno! あけましておめでとう~
あー昨夜からまだお腹いっぱい!笑 友達の家でパスタや筑前煮、リゾットや枝豆、ジェラートや焼き餅など、和洋の豪華なディーナーでした!
先月は4回もキッチハイク予約が入っていて、仕事じゃない日は一日中料理していました笑
そしてこの季節はやっぱりかぼちゃが美味しく、私はかぼちゃが大好きなので、毎回何かしらのかぼちゃ料理をメニューに入れています^_^;
さて今日は10回目と11回目のキッチハイクで用意したメニューを紹介します。
10回目はこんな感じでした:

 

前菜

  • 鳥レバーペースト (Paté di fegatini)
  • ストラッチャテッラ (Stracciatella)
  • ペパーミント香るズッキーニのヴィネガー漬け (Zucchine menta e aceto)
  • 自家製リコッタチーズ(ペパーミント風味) (Ricotta alla menta)
  • アスパラのフリッタータ (Frittata di asparagi)

メイン

  • かぼちゃリゾット〜サルシッチャトッピング〜 (Risotto di zucca con salsiccia)
サラダ
  • レンズ豆サラダ (Insalata di lenticchie)

デザート

  • 人参ケーキ (Torta di carote)
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いつも通り、新しい料理だけコメントします。
まず、発音の難しそうな「ストラッチャテッラ」:これは単純に卵とパルメザンチーズ入りのコンソメスープです。寒い冬にぴったりで、スープと言ってもお腹をいっぱいにさせます。因みに「ストラッチャテッラ」とは「ぼろきれ」の意味で、熱いコンソメスープの中で固まる卵が布切れに見えるからこの名をつけられたそうです。
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アスパラのフリッタータはアスパラの卵焼きのことです。アスパラの他にズッキーニ、ネギ、じゃがいもなどでも作られ、イタリア全地域の家庭で見かけられます。
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そして、かぼちゃを使ったメイン、かぼちゃのリゾット。そのままではちょっと面白くないと思い、炒めた生ソーセージ(イタリアの「サルシッチャ」に似たようなソーセージ)を添えたらかぼちゃの甘さをよく調和していました。
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付け合せのメニューを読んだら、レンズ豆サラダに?と思われるかもしれませんが、その通りです。この季節に合うレンズ豆を茹でて味付けした後にほうれん草と混ぜてオリーブオイルで和えます。ボリュームがあるサラダなのでおかずとしても食べられます。
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今回デザートまで野菜たっぷりのメニューでした。人参のケーキは子供の時にイタリアで人気だった「カミッレ」というお菓子を思い出されます。それは人参とアーモンドで作った焼菓子で、おやつによく食べていました。とにかく人参ケーキは実家でももちろん作ったりして、私のように甘すぎないお菓子を好む方にオススメです。カプチーノと一緒に朝ごはんで食べたくなります=(^o^)=
続いて11回目のキッチハイクメニューです。
前菜
  • ポレンタとトレビスのカナッペ (Polentine con radicchio)
  • コッパ&アーティチョーククリーム (Coppa con crema di carciofi)
  • イタリアン肉団子 (Polpette)
  • ドライトマトと黒オリーブのマフィン (Muffin con pomodori secchi e olive)
メイン
  • かぼちゃニョッキ〜くるみソース和え〜 (Gnocchi di zucca con salsa alle noci)
付け合わせ
  • ほうれん草のパルメザン炒め (Spinaci rifatti burro e parmigiano)
デザート
  • セモリナタルト (Torta semolino)
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こちらの前菜もカタカナが多いね(^^)
まずレンタとトレビスのカナッペ:ポレンタはとうもろこしの粉で作る…お粥のような料理かな?特に北イタリアと山のところの郷土料理で(スキー場近くのレストランのメニューにいつも入ってます!)、普段はジビエ肉やチーズと一緒にメインディシュとして食べます。例えばポレンタと猪肉の煮込みが私の一番好きなイタリア料理の一つです。大好きすぎて、冬の料理なのに8月にもお母さんに作ってもらったことがあります笑。今回のキッチハイクでトレビス(野菜)とチーズを乗せ、前菜としてオーブン焼きカナッペにしました。優しい味になりましたが、ゴルゴンゾーラなどの味の濃いチーズを使ってもとても美味しいです。
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コッパ」は生ハムの一種で、日本のスーパーでもたまに変えます。生ハムと同じようにそのままで食べますが、「そのまま」では少しもの寂しいので、イタリアから持ってきたアーティチョークのクリームを添えてみました(^_^)
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肉団子の「ポルッペッテー」は前に作った「ポルッペトーネ」の小さいバージョンです。ニンニクとイタリアンパセリで味付けされ、ひとつまみサイズで揚げています。揚げないでトマト煮にしたこともあります。両方とも美味しく出来上がります。
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パン代わりにドライトマトと黒オリーブのマフィンを作りました。
それからまたかぼちゃのメインディシュ、かぼちゃのニョッキにくるみソース。ニョッキは定番のじゃがいもニョッキ以外、かぼちゃや栗、リコッタチーズなど、色々な材料から作られ、もちもち食感が特徴です。かぼちゃの場合は色も綺麗ですね~
ソースは言うまでもなく、チーズ系がぴったりです。特にバター、パルメザンや生クリームの優しい味のものなら重すぎなく、ニョッキ本来の 味を隠さないので良いと思います。今回チーズソースにくるみもプラスしました☆
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ほうれん草も同じくパルメさん風味。因みに茹でたほうれん草をフライパンでバター炒めにすることはイタリア語で「スピナーチ・リファッティ」つまり「作り直したほうれん草」と言い、一般の家庭料理です。
セモリナタルトは3回も出したことがある、キッチハイクの定番になりました!笑
2015年も早かったねー2016年もたくさんのハイカーをお待ちしています!
次のキッチハイクは1月10日(日)です。まだ2名の席が空いているのでご興味があれば予約を早めに(^o^)

KitchHike n.7

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最近のキッチハイク3つもレポートをまだ書いてないと気がついて慌てて、早速キッチハイク7回目について語ります!

前菜

・カマンベールチーズ〜自家製柿ジャム和え〜 (Camembert con marmellata di diosperi)

・ズッキーニの卵焼き (Sformato di zucchine)

・トレビス炒め (Radicchio in padella)

・モッザレラチーズとイタリアンパセリ入りフォカッチャ (Focaccia con mozzarella e prezzemolo)

メイン

・栗のニョッキ (Gnocchi di castagne con burro e parmigiano)

サラダ

・ほうれん草サラダ(Insalata di spinaci con mele e noci)

デザート

・ぶどうのスキャッチャータ (Schiacciata con l’uva)
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日本でもチーズにはちみつをかけて食べるのですが、イタリアでははちみつと同じくジャムをかけて食べることもあります。だから今回、前菜としてカマンベールチーズに、先月作ったスパイス香る柿のジャムを和えて用意しました。手作りジャムだと自分の好みに合わせてフレーバーや甘さが決められるので楽しいですし、煮詰めるだけですからあまり失敗しないのです。o(^▽^)o

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ズッキーニの卵焼き(イタリア語でズッキーニのスフォルマート)もシンプルですが前菜だけではなく、メインディッシュとしても食べられます。

また、日本だとちょっと珍しい野菜、チコリと同種のトレビスを使う炒め物。トレビス(イタリア語でラディッキョ・ディ・トレビーゾ)はイタリアでサラダ、炒め物、パスタやピッツァなど、色々な料理に使える野菜です。見た目は紫キャベツに似ていますが、味が別物です。

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そして今回パンの代わりにモッザレラチーズとイタリアンパセリ入りのフォカッチャを焼き、一口サイズに出しました。

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前菜に比べてメインの栗のニョッキはもっと手間がかかる一品でした。でも時間がある時、普段作らないものをゆっくりと作るのがリラックス出来ますし、美味しくできるかというワクワク感もあります。
とにかく(笑)ニョッキは普段じゃがいもで作られていますが、季節感を重視してカボチャや栗などでも作れます。栗を茹で、皮を剥き、つぶし…ちょっと長い作業ですが価値があります♪
そしてソースは栗の風味を失わないようにバターとパルメザンだけにしました。ゴルゴンゾーラチーズを使ったソースなどもきっと合いますけどね〜

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ほうれん草サラダについて大したコメントがありませんが、まぁほうれん草なら生でもすごく美味しいと思います(^^)サラダにはベビーリーフとほうれん草が一番好きかもしれません。

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最後、トスカーナ料理の有名な秋デザート、ぶどうのスキャッチャータ。「スキャッチャータ」とはトスカーナの方言でフォカッチャのことです。フィレンツェで旅行して、かりかりともっちりの食感を両方楽しめる、オリーブオイル香ばしいフォカッチャを食べたくなったら、パン屋さんで「スキャッチャータ」を買ってみてください(^_−)−☆
そして、ぶどうと砂糖を入れて甘くしたものもあります。上にローズマリーをかけることも独特の味に仕上がります。

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以上ですー!できるだけ早く8回と9回のレポートもお届けします笑

キッチハイク予約はここでお願いします(^-^)♪

Zucca&カボチャ編

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非常に久しぶりなんですが、やはりこのブログを続けようと思いました。

 

さて、今回何について書くか色々考えましたが、一回で全て書き切れませんw

まぁ、まず、ここから始めましょう:

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カボチャの中のカボチャプリンでございます。

これはちょうど今週、「プチ世界お菓子会」というイベントに参加した時、パティシエに教えていただきながら作りました。

確か3年前も友達に作ってくれたことがあったのを思い出しました・・・とにかく、作り方は意外と簡単で、なんとかして無事に家まで持って帰ることも出来ました。ちなみにシナモンとポピーシードもかけてみました。

カボチャと言えば秋の食べ物で、作り方がたくさんあると思います。私はカボチャが大好きですから炊飯器を使って蒸したカボチャばかりを食べていた時もありました(笑)。イタリアにももちろんカボチャ(「Zucca」と言いいます)がありますが、日本のカボチャと少し違います。日本のカボチャは一般的に皮が緑で果肉が甘いと思いますが、イタリアの種類は皮が黄色~オレンジ系で、日本のカボチャほど甘くありません。

 

ここで今まで作ったカボチャ料理を紹介したいと思います。

まずイタリアのカボチャを使った料理。

カボチャの穀物リゾット

cerealotto zucca

3年前も作ったリゾット。普通のコメより穀物ごはん(米・スペルト小麦・麦)を使ったので更に健康的なレシピになりました。

カボチャケーキ

torta zucca

砂糖の代わりに蜂蜜を入れて作りましたが、日本のカボチャを使う場合は砂糖でも蜂蜜でも、たくさん入れなくても良いと思います。多分もっと甘くて美味しく出来ます。

 

そして、日本のカボチャを使った料理。

カボチャのニョッキ

gnocchi zucca

カボチャのニョッキ・くるみクリームソースバージョン

gnocchi zucca salsa noci

ほぼ一日中かかって作ったニョッキ笑(ニョッキ:パスタの一つの種類、普段はジャガイモと小麦粉で作りますが、今回はカボチャと小麦粉でした)。楽しかったぁ~

カボチャ本来の味を楽しむため、味付はバターと黒胡椒だけで十分です。

他にはクリームソースやバターとシナモン(←個人的な実験でしたw)で食べたことがあります。

 

・・・結局カボチャについての書き込みになりました(^_^’)w

じゃ、また近いうちに書けるように頑張ります!宜しくお願いします~