すでに一ヶ月以上が経ってしまいましたが、4月に開催した二つのキッチハイク、紹介します!
まず第42回目です:
アンティパスト (前菜)
- Torta pasqualina (トルタ・パスクアリーナ)
- Insalata primaverile (春サラダ)
プリーモ (パスタ)
- Strozzapreti al ragù di polpo (ストロッツァプレーティ〜蛸のラグーソース)
セコンド(主菜)
- Pesce al forno con patate e pomodorini (黒鯛のオーブン焼き、ローストポテト&チェリートマト)
ドルチェ
- Torta alla ricotta (リコッタケーキ)
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イースターの季節に合わせて、イタリア語で「イースター風ケーキ」と訳せる「トルタ・パスクアリーナ」を前菜として用意。ケーキと言っても、ほうれん草または小松菜、そしてイースターのメニューに欠かせない卵が入ったキッシュに似た料理です。卵は丸ごと(殻以外w)が入ってるので、ケーキを切る時に断面がとても綺麗に見えます(^-^)
サラダには旬のそら豆、そしてうずらの卵、プチトマト、セロリやディルを組み合わせました。そら豆はイタリアでの食べ方と同じく生のままでした。イタリアで新鮮なそら豆は皮だけを剥き、チーズ(特にペコリーノチーズ)と一緒に食べたりします。今回のサラダにも少しチーズを入れてました💡
パスタは他のキッチハイクでも作った手作り(生地から作って、ハイカーさんたちと一緒に成型しました)フトッツァプレーティに蛸のラグーソース。「ラグー」とはミートソース、ボロネーゼのことです。挽肉の代わりに細かく刻んだ蛸を使い、今回のソースが完成♪
セコンドはかなりインパクトのある一品、黒鯛の丸焼きを用意し、付け合わせに一緒に焼いたローストポテトとプチトマト。味付けはもちろんオリーブオイル、そしてハーブとレモン。大きな魚は下ごしらえが大変ですが、やっぱり出来上がりがいいですね!味も淡白で美味しい〜
特に南イタリア、イースターの時期にリコッタチーズを使ったデザートが食べられる。同じレシピではありませんが、私もリコッタチーズのフィリングのケーキにしました。いつもの自家製リコッタチーズを作り、タルト生地のフィリングに使いました。中にはチョコチップやドライフルーツも入れてちょっと豪華な感じに〜
次に早速43回目のキッチハイクメニューです。
アンティパスト (前菜)
- Pesce finto (偽魚)
- Uova ripiene (詰め卵)
プリーモ (パスタ)
- Pasta Vesuvio con zucchine, rucola, gamberetti e zafferano (ルッコラ、ズッキーニ、海老とサフランのパスタ)
セコンド(主菜)
- Spiedini di pesce con salsa allo yogurt (カジキ&サケの串焼き〜ヨーグルトソース添え)
- Insalata di stagione (季節のサラダ)
ドルチェ
- Salame di cioccolato (チョコレートサラミ)
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イースターの季節でしたが、4月と言えば「エイプリルフール」もあります。イタリアでは冗談という意味で「4月の魚」と呼び、子供が紙に書いた魚の絵を友だちや両親の背中に秘密に貼ったりして笑う風習があります。魚というテーマを活かし、アンティパストとして「偽魚」と呼ぶ魚の形にしたジャガイモとツナで作った料理。ここにも説明します。
因みにオリーブやヤングコーン、豆などを今回の偽魚にみんなで飾ったりしました!
卵詰めも定番メニューなのでパスします。
パスタは「ヴェスヴィオ」と呼ぶ種類で、去年実家に帰ってきた時に買ったパスタでした。私も買う時まで聞いたことのなかったほど珍しい種類です。ヴェスヴィオはナポリの近くの火山ですが、このパスタは確か火山に似たような形で面白いです〜ソースとしてズッキーニ、ルッコラ、海老とサフラン、春らしいものを選びました。
43回目のセコンドも魚でした。銀鮭とカジキを一口サイズに切り、串に刺して焼きました。そのままでも美味しいですが、ヨーグルトとディルで作ったさっぱりソースを魚の串焼きにかけて出しました。付け合わせにまた春らしいサラダ〜
最後、よくキッチハイクの際に作るチョコレートサラミ(→ここ見て〜)。
これで終わり!
5月と6月は特別企画、ソーシャルアパートメントでのキッチハイクがあるので通常の自宅キッチハイクができませんが、7月からまた再開する予定です!