2週間も経ってしまいましたが、今月、「イタリア料理教室&国際交流会パーティー」の主催者の一人として参加させていただきました。
たくさんの方が参加していただいて、会場が高層ビルのマンションだったので、都内の夜景も楽しめました。
(マンションから見えた夜景・テーブルの様子)
プロでもない私にとって、初めてこのようなイベントが実現できて非常に嬉しかったです。
初めてだったということで心配も緊張も多く、改善すべきところがたくさんあったと思います。
例えば、料理教室に関しては、時間が迫っていたので急いで作りましたが、皆さんとゆっくり話したり、きちんと料理の説明したりすればよかったです。またやるとしたら、少人数で、時間を伸ばしたいと思います。
でも、参加した方に本当にありがたいです。少しでも楽しんで、イタリア料理について知らなかったことを学べるようになったら、私も満足ですw
またやりたいと思いますから、何かのアイデアがあれば教えてください~
イタリアのある地域の料理だけを作るか、日本料理の食材でイタリア料理を作るか、季節の食材で作るか・・・色々あると思います!
では、今回のイベントで作った(というか、料理教室の皆さんが作った)料理のレシピを書いていきます。
もちろん、質問などがある方は遠慮なくご連絡ください!
■アンティパスト
①Bruschettine al pomodoro fresco(生トマトの小さいブルスケッタ)
“ウェッブで見つけられる日本語で書いたトマトブルスケッタのレシピは生トマトとバジルを使うパターンが多いと思いましたが、私は実家でよく食べていたブルスケッタは生トマトとイタリアンパセリを使います。そして辛いですw”
材料:
- フランスパン(バタール、バゲット)やクラッカー
- 熟成トマト
- イタリアンパセリ
- ニンニク
- 唐辛子
- 塩、オリーブオイル
作り方:
- トマトを洗い、1センチほどの○○に切る。(皮が特に厚い場合は剥いてから切る)。
- イタリアンパセリを軽く洗い、ニンニクと一緒に細かく刻む。
- ②を切ったトマトと混ぜたら、唐辛子、塩、オリーブオイルも加える。混ぜる。
- パンを厚さ1センチほどに切ってトースターなどで焼く。
- ③を焼いたパンにのせて完成。
②Crostini Camembert, pere e noci(カマンベールチーズ・洋梨・くるみ)
(洋梨もあるべきw)
“カマンベールチーズ、洋梨とくるみのクロスティーニもよく家で作っていた料理です。
日本ではあまり知られていないと思いますが、イタリアではチーズ(特にペコリーノチーズ)と洋梨のコンビは大人気です!今回のクロスティーニは溶かしたチーズとみずみずしい洋梨をパンにのせ、最後にくるみもワンポイントとしてのせる感じで作ります!(写真は違うチーズの種類ですが、なんとなくイメージ出来るようにアップしました)。”
材料:
- フランスパン(バタール、バゲット)やクラッカー
- カマンベールチーズ(又はゴルゴンゾーラチーズ)
- 洋梨
- くるみ(又はピスタチオ)
作り方:
- パンを厚さ1センチほどに切ってトースターなどで焼く(チーズを加えた時はもう一度オーブンに入れるから、焼き過ぎないように注意)。
- 5ミリぐらいの厚さで切ったチーズを焼いたパンにのせる。
- ②をグリルやオーブン、又は電子レンジに入れ、チーズが溶けるまで温める(ゴルゴンゾーラチーズを使った場合、好みで温めなくてもオッケー)。
- ③をオーブンから出し、洋梨の薄いスライスを載せる。
- 最後にくるみを載せて完成!
■パスタ
①Linguine gamberetti, zucchine e carote al profumo di limone(海老・ズッキーニ・ニンジン)
“海老、ズッキーニ、ニンジンをマインで、レモン香るもっとデリケートな味のパスタにしました。リングイーネパスタは特にこのような新鮮な魚介ソースに合います。”
材料:
- リングイネパスタ
- むきえびやボイルえび
- ズッキーニ
- ニンジン
- レモン
- ピンクペッパー
- (松の実)
- オリーブオイル(まぁ、サラダ油でもいいけどw)
- 塩、黒胡椒、ニンニク
- 白ワインや料理酒
作り方:
- ズッキーニとニンジンを洗い、千切りに切る。
- えびが大きかったら半分に切り、オリーブオイルとフライパンで炒める(ボイルえびの場合は少しだけで十分。ここで白ワインや料理酒を少し入れる)。
- ②に切った野菜を加え、柔らかくなるまで炒める。
- 塩、コショウ、ニンニクで味を調え、一旦火を止める。
- ゆでたパスタ、ピンクペッパーとすりおろしたレモンの皮を④に加え、1分ほど炒めて完成。
②Pasta piccante pomodoro, pancetta, panna e olive 「お父さんの辛いパスタ」(トマトソース・ベーコン・オリーブ・クリームパスタ)
“トマトベースのソースで、ベーコン、オリーブと生クリームが入っています。
私の実家では父が偶にしか料理を作りませんが、作る時は普段このパスタですw「お父さんのパスタ」です。そして、こっちの家族で辛いものが好きですから、このパスタのソースも辛いです!”
材料:
- リングイネパスタ
- カットトマト(缶)
- ベーコン
- 玉ネギや長ネギ
- 黒オリーブ(父の場合はオリーブではなく、ピーマンを使っていました)
- 生クリーム
- 唐辛子
- 塩、黒胡椒
- ニンニク
- イタリアンパセリ
- オリーブオイル(まぁ、サラダ油でもいいけどw)
作り方:
- ネギとベーコンを細く切り、オイルとフライパンで炒める。
- ①を炒めている間、イタリアンパセリを軽く洗って細かく切る。
- ①にカットトマトを加える。塩、黒コショウ、ニンニクと唐辛子も入れて味を調える。
- 切ったパセリの半分も加える。
- 混ぜながら、トマトの液体が少なくなるまで煮込む。
- 黒オリーブを入れて混ぜる。
- 一旦火を止めたら、生クリームと残ったパセリを入れる。
- また火をつけ、混ぜながら1分ほど煮込む。味が薄いか甘いかと感じたら、塩・コショウや唐辛子を加える。
- 火を止めてソースは完成。
- ゆでたパスタを⑨に加え、混ぜながら30秒~1分ほど火にかける。
■メインディッシュ
Involtini di carne con salame prosciutto e formaggio(サラミ・ハム・チーズなどが入った肉巻き)
“今回のメインディッシュは「インヴォルティーニ」でした。
野菜のインヴォルティーニなどもありますが、一般的には「インヴォルティーニ」とは「肉のインヴォルティーニ」のことです。
では、「肉のインヴォルティーニ」は何の料理のでしょうか?・・・イタリアン風の肉巻きです!
使う肉も中身も色々あります。例えば、写真のインヴォルティーニは鶏肉で、中身はハムとチーズです。”
笑材料:
- 牛肉薄切りや薄く切った鶏肉
- サラミやハムなど
- スライスチーズ(他のチーズも可能です)
- ローズマリー
- 塩、黒胡椒
- サラダ油やバター
- 料理酒や白ワイン
- 爪楊枝
作り方:
- 薄く切った肉に少し塩と胡椒をする。
- チーズ、ハムやサラミ、ローズマリーと一緒に肉を巻いていく。
- 爪楊枝を使って肉巻きを閉める。
- オイルやバターをひいたフライパンで肉巻きの両面を焼く。
- 料理酒や白ワインを少し加える。
- ふたをし、ゆっくり煮込む。(必要なら水を加えたりする)。
- 火を止めて完成。
デザートはティラミスとクッキーでしたが、そのレシピはここに書いてあります: