Tag Archives: チョコレート

KitchHike n.29

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これまでイタリア料理をたくさん作り、各キッチハイクのために違うメニューを用意してきました。時々ワインも出し、そして食後にエスプレッソ、ハーブティーなど。でも飲み物といえば…まずお水じゃない?

29回目のキッチハイクの時、日本でなかなか見かけない2種類のイタリア産ミネラルウォーターを料理と一緒にゲスト達に提供でしました。まずは飲みやすくて料理の味を引き立て、ワインを飲んだ後にも口の中をスッキリさせる、私の出身地であるトスカーナ州のAcqua Panna。そして細かくて軽い泡が特徴、「スパークリング・ミネラルウォーター」とも呼べる、アルプス産のS.Pellegrino

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それじゃあその時のメニューはこれ↓↓♪

前菜

  • Crostini scamorza e radicchio (トレビスとスカモルツァチーズのカナッペ)
  • Panzanella (パンツァネッラ)
  • Uova ripiene (詰め卵)

パスタ

  • Pasta con ricotta e sugo di cipolle (オニオンソースと自家製リコッタのパスタ)

サラダ

  • Insalata di cocomero e ricotta (スイカと自家製リコッタのサラダ)

デザート

  • Salame di cioccolato (チョコレートサラミ)
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左から:パンツァネッラ、トレビスとスカモルツァチーズのカナッペ、詰め卵。
夏のパンサラダ「パンツァネッラ」と好きな具を組み合わせて簡単に作れる「詰め卵」は既に私のキッチハイクの定番。
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また、苦味が特徴の「大人の野菜」トレビス(イタリア語でラディッキョ)もよく活用しています(^^)今回スモークチーズのスカモルツァと一緒にオーブン焼き「トレビスとスカモルツァチーズのカナッペ」にしました。オーブン焼きにするとパンもカリカリで、チーズがいい感じに溶けて美味しいー(*^▽^*)
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メインのパスタも前に作ったことがあります。実家にいた時以外、どこにも食べてない、私にとって完全にマッマの味です。シンプルな玉ねぎソース自家製リコッタチーズを加えて優しい味のパスタ。ペンネやコンキリエのような短くてソースが絡みやすいパスタがよく合うと思います(この時はコンキリオーニとファルファッレでした)。
サラダは何回も夏のキッチハイクのために作った、大好評のスイカとリコッタチーズサラダ
ここも自家製のリコッタを使い、味付けはオリーブオイル・塩コショウ・ミントだけ〜
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そしてデザートも定番のチョコレートサラミ
(写真を撮らなかったので前回のを使わせてもらいます!)
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最後に私と故郷の水のツーショット!笑
次回のキッチハイクにもAcqua PannaとS.Pellegrinoを出す予定です!
料理、水、裏話(笑)等、完全なイタリアン経験をいかがでしょうか。

 

…あ、次のキッチハイクはなんと2日後!
10月〜11月に参加希望の方こちらからご予約・メッセージをどうぞ〜

KitchHike n.16&17

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来月、父が日本へ遊びに来るので、キッチハイクできる時間が少なくなってちょっと寂しいですが、とりあえず今月ほぼ毎週キッチハイクを開催しました(^^)そして4月からまた時間ができると思うのでご興味のある人がここでメニューや予約情報が載っています〜
さて、16回と17回目のキッチハイクは一週間だけ空けて行ったので、一緒に紹介します。
まず16回目のメニュー:

 

前菜

  • Crema di ceci(ひよこ豆のムース)
  • Crêpes gorgonzola e pere(ゴルゴンゾーラチーズと梨入りクレープ)
  • Scaloppine di pollo al limone con asparagi(レモン香る鶏肉のスカロッピーネ)

パスタ

  • Pasta ricotta e sugo cipolle(リコッタチーズと玉ねぎソースのカラフルパスタ)

付け合せ

  • Cavolo nero rifatto(カボーロネーロのベーコン炒め)

デザート

  • Salame di cioccolato(チョコレートサラミ)
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トスカーナ料理ではやっぱり豆をよく使います。ハーブと煮たひよこ豆をミキサーにかけたら、簡単にこのひよこ豆ムースが出来上がります。お好みで水分を調節してスープにも変更できます♪
一緒に出した「レモン香る鶏肉のスカロッピーネ」はオシャレに聞こえますが、これもよくあるシンプルな家庭料理です。なぜ今までキッチハイクで出してなかったのかと思いましたw 「スカロッピーネ」とは肉の薄切りを示し、豚肉、牛肉のスカロッピーネもあります。今日のスカロッピーネは鶏肉ですが、レモン風味のクリーミーなソースが美味しさのポイントです★

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クレープといえばフランスですが、イタリアでも普通に食べられ、「クレスペッレ」という似たような料理もあります。そしてこのクレスペッレは特にデザートよりおかずとして食べたりします。今回の「ゴルゴンゾーラチーズと梨入りクレープ」もチーズと梨(本来は洋梨)の無難な組合せ(イタリアではチーズと洋梨がよく合うことは有名)を生かして前菜として出しました。実はメニューに書いていませんが、ゴルゴンゾーラとメロンバージョンも作ってみました。メロンの甘さもチーズの独特なクセにマッチしますが、梨よりは水分がちょっと多いかなと思いました。またチャレンジします(^-^)
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メインディッシュの「リコッタチーズと玉ねぎソースのカラフルパスタ」はキッチハイク新登場じゃありません。実は去年の夏も出したことがありますが、ちょっと違う形のパスタでした。キッチハイク16回目の時はカラフルなシェル型のパスタを選び、とても懐かしい味がするリコッタと玉ねぎソースと合わせました。因みにリコッタチーズはもちろん自家製です!
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前回のキッチハイクでも使ったイタリアの黒キャベツ、「カボーロネーロ」は今回も活躍し、ベーコンと一緒に「カボーロネーロのベーコン炒め」にしました。よくあるほうれん草とベーコン炒めよりは少し苦味があり、大人の味ですね〜
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バレンタインデーが近かったということでデザートはチョコレート系にしようと決めました。最近日本でも似たようなものを見たことがあり、見た目の可愛い「チョコレートサラミ」を作りました。手軽にできて、イタリア人はみんな一回は作ったことがあると思います。
「サラミ」と言いますが、味は関係ないのでご安心ください笑 形だけはサラミに見えます(^^)。このキッチハイクの後に何回か用意したり、友達に食べさせたりしてなんか日本人好みに合うようです。でもバターがたくさん入ってるので食べ過ぎないように気をつけましょう!w
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続いて17回目の料理です。

前菜

  • Insalata di polpo e borlotti(タコとうずら豆のサラダ)
  • Inzimino di seppie(イカのインツィミーノ)
  • Cocktail di gamberi(海老カクテル)

パン

  • Focaccia mozzarella e prezzemolo(モッザレッラチーズとイタリアンパセリ入りフォカッチャ)
パスタ
  • Tagliolini fatti in casa con ragù bianco di pesce(手打ちタリオリーニ〜魚ラグー・ビアンコソース〜)

サラダ

  • Insalata con pompelmo rosa(ピンクグレープフルーツ入りサラダ)

デザート

  • Salame di cioccolato(チョコレートサラミ)
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17回キッチハイクでは他の書き込みなどでコメントしたことがある料理がいくつかあって、いつも通り説明していないディッシュだけについて話します。久しぶりに魚系のフルコースでした。
1回目のキッチハイクの時、タコとじゃがいものサラダを作っていましたが、今回「タコとうずら豆のサラダ」に変更。うずら豆はイタリアでよく食べる豆種で、魚介類と豆を使う料理が珍しくありません。例えば、ひよこ豆とツナ、白いんげんとムール貝なども人気のコンビです。
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豆と魚介類のコンビの後、野菜と魚介類の料理。この「イカのインツィミーノ」についてここで話しました。
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海老カクテル」も同じく、去年の夏キッチハイクに出したことがあります(ここを参考)。
そしてモッザレラチーズとイタリアンパセリのフォカッチャもこれで何回目だろうw
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新しいメニューがなくて面白くない〜と思われるかもしれません(笑)が、今回のキッチハイクのお楽しみはハイカーと一緒に作った手打ちタリオリーニパスタでした。前回もピーチというパスタを来たハイカーと一緒に伸ばしたことがありますが、ピーチと違って今回のタリオリーニはパスタマシーンで作りました。パスタマシーンとは用意した生地を伸ばしたり、麺に切ったりするための機械です。私を入れて5人で生地を持ったり、マシーンに通したり、麺を運んだり…とても効率的なグループワークでしたw
ソースは予め準備していた(主にタラと棒サメ)のラグー・ビアンコ。普段、ラグーはミートソースのことです。肉の代わりに細かくした魚を使えば「魚のラグー」と言い方もあり、そして「ビアンコ(白)」を付くとトマトソースが入っていないと示します。基本の味付けはニンニクとオリーブオイルだけですが、今回はブラックオリーブも加えていました(^-^)
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その後、魚料理と柑橘系が合いますし、そしてサラダに果物を入れる私なので、ピンクグレープフルーツ入りサラダを用意しました〜グレープフルーツは前菜のタコサラダなどに加えても美味しいですよ〜
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17回目のキッチハイクもバレンタインデーに近い日程だったので、デザートとしてもう一度上記の「チョコレートサラミ」を選択〜
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よーし、後3日間で18回目のキッチハイクなので、今日もギリギリ今までのメニューレポートを書き終わりました。
そういえば、先月「ママスタ」というウェブマガジンのために私のキッチハイクについてインタビューされました。記事をリンクするので、ご興味があれば読んでみてください〜(^o^)

2014年のバレンタインデー

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イタリアで「女性の日」である3月8日の本日はようやく今年のバレンタインについて話させて頂きます。

今年のバレンタインは手作りではなく、デパートのチョコレート展で買ったものにしました。 でも3種類も買いました。

① フォーシェの「オリンポス」

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② モンロワールの「生チョコレート抹茶風味」

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③ シルスマリアの「生チョコ・アールグレー」

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「オリンポス」は私が食べていないのでコメントが出来ません。でも見た目はやはりアピールポイントだと思います。 絶対印象的なプレゼントになります。

見た目の綺麗なチョコを買い、美味なチョコも買おうと思いました。 抹茶ラバーとしてモンロワールの抹茶生チョコレートを選びました。そして、試食した瞬間に惚れたシルスマリアの「生チョコ・アールグレー」も購入。 紅茶の香りと味はまろやか~

実は去年までバレンタインチョコレートは手作りでした。チョコレートというか、去年と一昨年作ったのはチョコケーキとケーキポップスです。

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ケーキは唐辛子入りの辛いチョコケーキでした。チョコレートと唐辛子っていいコンビじゃないですか?

ケーキポップスは去年人気で、食べ切れないケーキと違って一人でも食べられるお菓子なので作ってみました。 バレンタインはやはり・・・自分が作りたい/食べたいチョコではなく、相手が喜ぶチョコを選ぶべきですね・・・

・・・と言い、チョコをあげる女性もその準備をとても楽しむと思いますw 手作りの場合は作る楽しみ、買う場合は選ぶ楽しみ・・・

そしたら少しやりすぎても許されるかなw

イタリアはバレンタインデーが少し違います。日本だとバレンタインに女性が男性に、ホワイトデーに男性が女性にチョコレートをあげたりしますが、イタリアはホワイトデーがないのでバレンタインデーに女性も男性もお互いにチョコを贈ります。あとは恋人同士だけがチョコを交換し、友達や同僚などにあげる習慣がありません。でも全くバレンタインを祝わない恋人同士もいます。要は日本ほど人気がない日だと思います・・・。因みにバレンタインの次の2月15日はシングル(独身)デーだと言われますw。

どのような国でも違うバレンタインデー、恋人同士デーがあるだろうね~

チョコの時期

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もうすぐバレンタインの時期である2月に入るので、「チョコレート」というテーマはぴったりだと思って(^^)。

まぁ、チョコが好きな方にとっては「チョコレートの時期」なんてないですけどねw

私は一年中、特に寒い時に食べたく(飲みたく)なります~

とにかく、バレンタイン辺りにまたチョコをテーマにした書き込みをすると思いますが、今日は先週行ってみたお店について話します。

最近表参道ヒルズにオープンしたチョコレートバー「MAX BRENNER」です。

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ホームページはここ

入るために並ぶのが分かっていて、しかも週末なら更に長く待つだろうと思っていました・・・が・・・

3時間も並んで待つことは流石に想像外でした(O_0)

それでも頑張って友達と一緒に並んだ結果、ずっと試してみたかった絶品チョコを食べることが出来ました。

まず私が注文したのはカプチーノです(やっぱりイタリア人ですからw)。

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お洒落な形のカップの縁に置いてあるチョコレートキューブが

だんだんカプチーノに溶け込み、最高の組み合わせを味わいます<3

 

 

 

 

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カプチーノと一緒に頼んだのは「メルティングチョコレートハートケーキ&シェイク」です。

メニューによりケーキの中身は溶けたワイトチョコレートなんですが、ワイトより溶けたダークチョコの方が溢れていました。

私はワイトチョコが得意ではないのでそれで良かったです。

一緒に来る小さなびんに入っているビターチョコレートを好きなようにケーキやバニラアイスにかけることは楽しすぎてたまらないですw

 

 

全て美味しかったです。正直、どこも味わうことが出来ない程度の美味しさではないと思いますが、「チョコレートバー」というのは確か珍しいかもしれません。

また、カップやマグ、フォンデュに使う器は全部オリジナルでモダンな形をしているのもお店にとってメリットがあると思います(オリジナル食器は店内に販売してあります)。

 

そういえば、同じ日に新宿伊勢丹で開催中の「サロン・デュ・ショコラ」にも行きました。

ゆっくり回る時間がありませんでしたが、有名なイタリア人ショコラティエ「グイド・ゴビーノ」と話せていただき、彼のチョコレートを買いました。

トリノット、クレミーノ・アル・サーレ、チャルディーネ、何種類も入っていた詰め合わせにしました。

日本では出店していませんが、チョコレートと関係のあるイベントのためにほぼ毎年来日するらしいので、機会があったら食べてみてください~イタリアンチョコレートですよ~

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英語でのホームページ