Category Archives: 季節の味

AMORE MISHIMA!料理教室レポート

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2月に三島市で開催されたイベント「AMORE MISHIMA!」の際、料理教室をやらせていただいたのは私にとって本当に貴重な経験でした。招待していただいた方、イベントの参加者、手伝ってくださった方などなど、ありがとうございました!

今日はようやくその時の様子とメニューについて話します。来られなかった方も是非読んでみてください〜

ASIE8737「AMORE MISHIMA!」は今年初めて、2月11日(土)と12日(日)に開催され、スペシャル企画として私の担当した「SLOWFOOD料理教室」がその二日間で2回行われました。テーマはやはりスローフード、イタリア、三島の食と文化だったため、「三島野菜を使ったイタリア家庭料理」を教えたり・振る舞いたりすることになりました。

メニューの主役となった野菜を選べるよう、12月に農園や直売店の下見のために初めて三島へ行きました(参考)。その野菜の中でなかなか日本で見かけないイタリア野菜もあり、ぜひ料理教室の参加者にその珍しい野菜も食べさせてあげたい!と思いました。

そして初日の土曜日、朝一三島に着き、8時から鈴木学園の教室で準備をスタート!実は4時間しか寝ていなかった私は何ヶ月準備してきたイベントの本番になって結構緊張していました…時間が足りるかな?タイムスケジュールの通りにできないかも…ちゃんと皆さんに説明できるか、10人分の量でも美味しく作れるか?など、不安でしたが、まぁ…とりあえず楽しんでいこう!と思い切って教室を開始しました。そして学校の先生方がサポートしてくださったり、教室参加の皆さんに暖かい笑顔で迎えていただいたりし、説明と調理を進めば進むほどリラックスできて楽しくなりました!

これで個人的な話をやめて早速メニューの紹介へ進みましょう〜笑

 

★ アンティパスト・Antipasto(前菜)

リボッリータ (Ribollita)

使った野菜:黒キャベツ、白菜、ほうれん草、セロリ、人参

オレンジ、フェンネルと鱈のサラダ (Insalata di arance, finocchi e merluzzo)

使った野菜:フェンネル、セロリ

 

★ Primo piatto・プリーモ・ピアット(主食)

ライス詰めトマト (Pomodori ripieni) 

使った野菜:セロリ、人参、トマト

 

★ Secondo piatto・セコンド・ピアット(主菜)

イカのインツィミーノ (Inzimino di seppie)

使った野菜:ほうれん草、セロリ、人参

 

★ Dolce・ドルチェ(デザート)

人参ケーキ (Torta di carote) 

使った野菜:人参、丸人参、京くれない、

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ASIE8616キッチハイクの時と同じ、順番で前菜・主食・主菜・デザートを含むフルコースでした。説明とデモストレーションを挟み、皆さんに何品を作ってもらい、それらを予め用意していた料理と一緒にテーブルセッティングが整えた台で食べるという流れを繰り返しました。

私のキッチハイクレポートを読んでいる方はなじみのあるメニュー名が多いと思います。

まず前菜として出させた「リボッリータ」はトスカーナ料理の有名な郷土料理で、野菜たっぷりの食パン入りスープです(ここも参考)。黒キャベツの「カボーロネーロ」、ほうれん草、人参など、たくさんの野菜と豆を使い、硬くなった食パンを活かして、庶民的な食材とシンプルな作り方で「トスカーナ料理の特徴をまとめる料理」と言えます。

0003↑キッチハイクで作った時のリボッリータ

10人分を作ったら、使った野菜の量にびっくりしました!でも野菜の旨味が出るまでじっくり煮込んだら結構縮小Cavolo nero2しました笑 小松菜やジャガイモを加えたりして、使う野菜は好きなものに変えても大丈夫です。豆も今回うずら豆でしたが、いんげん豆も使えます。例えば使った三島白菜もイタリアにあまりない野菜です(似たようなものがありますが)。ただしメインとなるカボーロネーロは必須です(^_^)’強いて言えばケールやアレッタに替えられるかな。カボーロネーロ(Cavolo nero)はスープや煮込みを中心にトスカーナの様々な料理に使う冬野菜です。生でも食べられますが、硬くて苦味のあるので火を通してから食べることが多いです。

←見た目はこんな感じです〜

その次の「オレンジ、フェンネルと鱈のサラダ」にも日本で珍しいイタリア野菜、フェンネル(イタリア語でfinocchio)を使いました。人参やパセリ、セロリと同じセリ科ですが、日本では似たような野菜があまりない気がします…形もちょっと変わっています↘︎↘︎

Finocchio2

サラダ以外に炒め物、グラタン、パスタなどに使うことが多く、チーズやホワイトソースとの相性が抜群です!

日本で冬の野菜と言えるので、同じく冬の旬のオレンジとタラに合わせました。果物をサラダに入れるのがイタリアでよくあることですし、特にオレンジは魚介類に合うと思います。因みにこのサラダにセロリも入っているのでフェンネルが手に入らなくてもセロリ・オレンジ・タラのみでも美味しくできます。そしてタラの代わりに白魚(ヒラメとか)やエビ、イカなどもオッケーです。

ようやくメインのプリ・ピアットトマトのライス詰!これもキッチハイクで何回作った家庭料理です。中身のくり抜いた大きなトマトに卵やチーズと混ぜたお米(生米)を詰めてオーブンで焼く料理です。もちろん日本のお米を使いました。イアリアのお米ならリゾット用で芯が残ることが多いため、焼く前に何時間も他の具材(トマトの中身、オリーブオイル、チーズなど)に漬け込む必要がありますが、日本のお米はそんな長く置いておかなくても柔らかく焼けます。

これは私が実家で食べ慣れていたレシピでしたが、このような「トマトのライス詰め」料理は色々なバリエーションがあります。イタリア料理によくあるパターンで、地域によって、そして家庭によって作り方・材料・味が少し変わったりします。自分好みにアレンジしてみてもいいかもしれません〜

その後、皆さんが作った「イカのインヅィミーノ」。「インヅィミーノ」とはイカやタラのような魚介類をほうれん草や小松菜と一緒に煮た料理を示します。イカとほうれん草(または小松菜)のインヅィミーノは恐らく一番知られているインヅィミーノ料理で、実家で食べていたのはイカとほうれん草の炒め物に近いものでした。

↑キッチハイクで作った時のインヅィミーノ

これを作る時に「なぜイタリア料理では野菜をぐちゃぐちゃになるまで煮るの?」と聞かれました。確か日本では野菜のシャキシャキ感を重視する調理方法が多いのに、イタリアの煮込み料理(さっきのリボッリータもそうです)、炒め物はそうではありませんが…ん〜理由と言えるかどうか分かりませんが、イタリア料理は味付がシンプルなもの(塩・黒胡椒・オリーブオイルのみ)がほどんどなので野菜の旨味を出すために長く煮てぐちゃぐちゃにするのかな?笑 また、ミネストローネやリボッリータ、スープ系の場合は食べやすくする目的もあると思います。でもイタリア料理もいつもぐちゃぐちゃ系でもないので、結局レシピと作る人の好みによります(^^)

Carote2最後、東京で作って持ち込んだ「人参ケーキ」。三島野菜がテーマだと言われた時からデザートにも野菜を使い
たいと決め、よく作る人参ケーキはぴったりのメニューでした。通常は一種類の人参(普通の人参)しか使いませんが、せっかくの機会だったので伊豆メディカル農園で見つけた様々な人参で作ることにしました〜ということで、三島人参以外に「丸人参」(右)と「京くれない」(左)を使用。

ケーキに入ってる人参もアーモンドも荒めに刻み、その食感を楽しめるようにしました(はい、今回ぐちゃぐちゃにしていません笑)。そして持ち込んだエスプレッソメーカーを使ってケーキと一緒に飲めるコーヒーを用意(^o^)

 

 

 

 

 

これで1日目も2日目も終わってしまいました。あー楽しかった〜!

終わりですが、また何かのイベント・料理教室を担当することになったらここで報告しますのでお楽しみに!

P.S.料理以外に絵を描くのも大好きです。学生時代、漫画家になるのが夢だったため絵の学校を高校と同時に通っていました。料理&絵、好きなことを上手く合わせてなんかできないかなぁ〜と考えながら、とりあえず三島で使った野菜の絵を描いてこの書き込みに使いました(^^)

 

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KitchHike n.38&39

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「AMORE MISHIMA!」のレポートはまだ途中で、とりあえず先月のキッチハイクのメニューを先に紹介しちゃいます〜
キッチハイク38回目

 

アンティパスト (前菜)

  • Insalata con le fragole (苺入りサラダ)
  • Cecina alle cipolle (赤玉ねぎのチェチーナ)

プリーモ (主食)

  • Crespelle di spinaci (ほうれん草のクレスペッレ)
セコンド (主菜)

 

  • Petti di pollo al limone (レモン風味鶏むね肉のソテー)
  • Padellata di piselli e asparagi con speck  (グリンピースとアスパラのスペック入り炒め)

ドルチェ

  • Frittelle di castagne (栗粉のフリッテッレー)
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まず前菜としてカラフルな「苺入りのサラダ」に赤玉ねぎを加えたトスカーナ料理の「チェチーナ」。
苺入りのサラダは去年のキッチハイクの時も出し、見た目も綺麗な旬のサラダです。
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「チェチーナ」はよく作るひよこ豆粉のパンケーキ(のようなもの)で、普段はチーズとオリーブオイルだけをかけて食べますが、今回、生地に輪切りにした赤玉ねぎを入れました☆パンケーキと呼んでも実はひよこ豆粉と水、オリーブオイルしか入っていません。フェィレンツェのパン屋さんでよく売ってますので旅行の時に探してみてください(^_-)因みにひよこ豆の粉は日本でも買うことができますが、今回使ったひよこ豆粉はイタリアで買って、昔から石臼挽きで色々な粉を作っている小さな店のものだったため、特に美味しく感じました!
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プリーモはパスタでなはく、ほうれん草とリコッタチーズが入ったクレープ巻きの「クレスペッレ」でした。このクレープ巻きはベシャメルソースとトマトソースをかけてオーブン焼きにし、見るだけでもわくわくする料理です。中のリコッタチーズが自家製で、クレープも生地から作り、少し手間がかかりましたが、作りがいがあったと思います!
この料理は「カンネッローニ」とも呼ばれていますが、正しくはクレープ生地の代わりにパスタ生地を使う時に「カンネッローニ」と言います。
クレスペッレを食べ終わった後、セコンド(プリーモの後に食べる肉や魚料理)とコントルノ(セコンドに添える野菜料理)を用意。今回はさっぱり系のレモン風味鶏むね肉のソテーに春らしいーンピースとアスパラ炒め。味が甘く感じますが、グリーンピースの自然あ甘さで砂糖などが全く入っていません。そして「スペック」(燻製生ハム」も入れていました(ベーコンでも大丈夫です〜)。
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デザートにはひよこ豆粉を買った同じ店で売っていた石臼挽き栗粉を活用して「栗粉のフリッテッレー」を作りました。「フリッテッレー」とは様々なバリエーションのある揚げドーナツに似ているお菓子です。今回のフリッテッレーは栗粉の素朴な味が特徴で、実家に住んでいた時、冬のディナー後にお母さんが時々作っていました。生地の中にレーズンと松の実が入っていて、砂糖をかけて食べます。
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次、キッチハイク39回目のメニューです。

 

アンティパスト

  • Insalata d’orzo con fragole e asparagi (苺とアスパラ入り雑穀サラダ)
  • Strudel di radicchio (トレビスのシュトゥルーデル)

パスタ

  • Pici all’aglione (ピーチ・アッラリオーネ)

セコンド

  • Braciole alla pizzaiola (ピッザ風のブラチョーレ)
  • Finocchi gratinati (フェンネルのグラタン)
ドルチェ

 

  • Cenci al cioccolato (チョコレートかけチェンチ)
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39回は更に旬にメニューを合わせようと思い、春、バレンタインとカーニバルをテーマにしました。イタリアではもちろんバレンタインが祝われていますが、2月の祭りといえばやはり謝肉祭です。カーニバル・謝肉祭はカトリック教の祝祭で、ヴェネツィアのカーニバルが有名ですが、イタリア各地で人々(特に子ども達)が仮装したり、パレードが行われたりします。イタリアではハロウィンよりカーニバルの方が盛り上がりますよ〜そしてカーニバル仮装やパレードの特徴はカラフルであることなので、今回のメニューではできるだけカラフルな料理を選びました。
まずは旬の真っ赤なを使い、緑色のアスパラとフェンネル(⇦日本で珍しいイタリア野菜。三島の料理教室レポートの時、詳しく説明します!)と一緒にお米と押し麦の雑穀サラダにしました。最後にピンク色のハムも飾り、春らしい一品に〜
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その後のトレビスのシュトゥルーデルはこれまでのキッチハイクで時々出しています。「シュトゥルーデル」はもともと北イアリアなどのお菓子の名前で、トレビスという紫色で少し苦い野菜を入れた、シュトゥルーデルの惣菜バージョンにしました(チーズも入っていて甘くありませんよ笑)。余談ですが、トレビスのシュトゥルーデルを乗せた黒石のトレーは最近、私のお気に入り食器です(^-^)
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パスタはゲストたちと一緒に麺を伸ばした、シエナ名物の「ピーチ」。桃と全く関係ないwピーチも今までのキッチハイクで何回も作り、見た目はうどんに近いです。ピーチのソースといえば「アリオーネ」、要はニンニクの効いたトマトソースです。イタリアのトマトソースは何種類があり、シンプルなトマトソースでも使うトマト、味付、料理の種類と家庭によって違うものになります。特に実家で食べ慣れている・お母さんが作るトマトソースはイタリア人にとって「ザ・トマトソース」であり、例えば友達の家で作られるトマトソースを試すと違いが明らかになることが多いと思います(個人的な経験ですが、子供の時、友達のお母さんが作ったトマトソースパスタを食べたら、自分が知っていたトマトソースと違いすぎてショックでしたw)。

 

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セコンドは赤と白のコントラストが目立つ「ピッザ風のブラチョーレ」:豚肉の薄切りをフライパンで炒めてからトマトソースを加え、モッザレラチーズをトッピングします。トマトソースとモッザレラチーズ、そしてバジルやオレガノを使うため「ピッザ風」(イタリア語で「pizzaiola」)と言います。

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その次、フェンネルという野菜がやっぱり日本でなかなか見かけないものなので、必ずキッチハイクに活かしたいと決めて「フェンネルのグラタン」を作りました。フェンネルは優しい味で、チーズやベシャメルソースとの相性がいいですよ〜
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最後、カーニバル時季の伝統菓子。「チェンチ」はフェィレンツェでの呼び方ですが、同じお菓子でもイタリアの他地域ではキャッキエレやフラッペなど、違う名前がたくさんあります。フェィレンツェの方言で「チェンチ」とは「布巾」という意味で、このお菓子の形が布巾に似ているためこの名前が付けられています。薄〜く伸ばした生地を油で揚げ、粉糖をふって食べます。”バレンタイン感”も少し出すために溶かしたチョコレートをかけてみました(^o^)。
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今日も読んでいただいてありがとうございました(^_^)
3月は2回ほどキッチハイクの予定ですが、26日はまだ一人の席が空いています!お早めに〜
※この書き込みの多くの料理写真はキッチハイクに参加された方々が撮ったものです。最近プロに写真を撮ってもらえて本当に嬉しいです!ありがとうございました。

AMORE MISHIMA!〜三島野菜を使ったイタリア家庭料理教室を開催します〜現場レポート

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久々にキッチハイクレポートじゃない書き込み。今日はこの間少し触れた話、AMORE MISHIMA!の際に開催する料理教室について話します☆
来月、2月11日(土)と12日(日)に 静岡県三島市でイタリアとスローフードをテーマにした、現地の文化、食、風土などが楽しめるイベント「AMORE MISHIMA!」が開催となります。その際、三島野菜を使ってイタリア・トスカーナ家庭料理のフルコースの料理教室・食事会を担当することになりました♪
先月、初めて三島へ行って、野菜を提供していただける農園、料理教室の会場を拝見しました。その時の様子を少し紹介します〜!
まずは「伊豆メディカル農園」の野菜の下見に:
種類が非常に多く、懐かしいイタリア野菜もたくさんあって感動しました!生で食べても、というより、生で食べた方が美味しいかもしれない野菜の試食をいくつかその場でいただきました!(*゚▽゚*)こんなヘルシーで新鮮な朝ごはんはいいね〜♪

特に印象に残った「カリフローレ」↓↓
カリフラワーほど花蕾が締まってないから食べやすく、水々しくて甘い〜♪ 見た目も花束のようできれいでしょ?☆
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カブの種類が山ほど多く、どんな色のもありました!その中、写真を撮っていませんが、「ビタミン大根」というのはフルーツに似たような味が特徴で忘れられません(*_*)
そして白、黄色、オレンジ色、赤、紫…彩り人参の皆さんが集まりました!
これらをぜひメニューに使おう〜
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↓↓冬のトスカーナ料理に不可欠な食材:カボーロ・ネーロ(黒キャベツ)!こちらも使わせていただきます〜
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農園を離れる前にせっかくの風景も撮っちゃいました(^-^)
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午後は鈴木学園へ料理教室の会場を見に行きました。料理道具、カトラリーがもちろん何種類も揃っていて、真っ赤な料理台もオシャレ☆

会場にスクリーンもあるのでそこに私の説明する姿が映されるのは少し恥ずかしいですが(笑)、ここで料理を作るのを楽しみにしています!

さて、イベントまでたった1か月なのでこれからレシピを書いたり、スケジュールを詳しく考えたりします。因みにメニューは5〜6品で前菜からデザートまで含めます。その中、参加者と一緒に作るものもあれば、予め用意しておくものもありますが、全品のレシピを皆さんにお渡しする予定です。
ご興味のある方はここから予約できます!人数が限られているのでお早めに〜(^_-)
AMORE MISHIMA! 2017のホームページ →http://amore-mishima.com/

KitchHike n.25

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実家のように広い庭がなくてもアパートのちょっとした緑スペースでハーブが育てられます。最近このハーブの種類を増やし、バジル、イタリアンパセリ、ミント、ローズマリー、セージが揃ってきました(^-^)今度ハーブメインのメニューを考えてみよう〜♪
そして家の中の緑を増やすとポケモンが近づいてくるかな?笑笑
7月に入ってから去年の夏の定番メニュー(スイカとリコッタのサラダとか)を出しながら新しい料理も用意し始めました。では、キッチハイク25回目のメニューです〜
 
前菜
 
・Insalata di cocomero e ricotta(スイカとリコッタチーズのサラダ)
・Insalata di patate e calamari(イカとじゃがいものサラダ)
・Cestini di parmigiano con mousse al salmone(サーモンムース入りパルメザンチーズカップ)
  
メイン
 
・Gnocchi verdi con gamberetti e pomodoro fresco(エビとフレッシュトマトのほうれん草ニョッキ)
 
サラダ
 
・Insalata di arance(オレンジのサラダ)
 
デザート
 
・Tiramisù alla birra(ビッラミス)
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image去年の夏キッチハイクの時に大人気だったスイカとリコッタチーズのサラダって変な組み合わせ(スイカ、チーズ、玉ねぎ?!)と思われがちですが、実は結構ハマってしまう味です。少し甘じょっぱく、夏にぴったりのフレッシュなサラダです〜
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イカとじゃがいものサラダも新しいメニューではなく、タコとじゃがいもサラダとほぼ同じものです(参照:)
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今回始めて出したのはちょっとお洒落な「サーモンクリーム入りパルメザンチーズカップ」です☆まず、軽く仕上がれるよう生クリームを入れずに焼きサーモンと手作りリコッタチーズを混ぜてサーモンクリームを準備(全日でもいいですよ!)。そしてフライパンを使って溶かしたパルメザンでチーズカップを作りました。チーズカップの大きさによってサラダやパスタまで、色々なモノを中に入れてどんな料理でも少しお洒落に見せるために便利ですよ!☆
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メインディッシュとしてニョッキをリクエストされて、せっかくだったのでいつもと違うニョッキの種類を作ることにしました。選んだのはじゃがいもニョッキの生地にほうれん草を加える、緑色のほうれん草ニョッキ。ほうれん草を使うのは一番普通ですが、小松菜やイラクサ(イタリアに生えているイラクサは日本と別種だと思いますが)でも「Gnocchi verdi」(グリーンニョッキ)が作られます。ソースは前菜のメニューに合わせて魚介を選んでエビとフレッシュトマトソースにしました。
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オレンジのサラダは前も作ったことがあり、夏に食べたくなるさっぱりサラダです。個人的に魚介料理にとても合うと思います〜
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不思議な名前の「ビッラミス」はなんとビール風味のティラミスです!イタリアにある好きなレスタランでこのようなデザートを何回も食べたりして、ずっと再現してみたいと思っていました。その店で食べていたデザートよりはビール味が薄かったですが、一方でビールが苦手な人も楽しめるティラミスになりました。次回作る時はおばあさんのティラミスレシピを使ってみよう〜
 今回も終わりです♪ 次回のキッチハイクレポートではOisixの美味しい有機野菜を使ったメニューを紹介します!(^-^)♪
8月〜9月に私のキッチハイクに来たい方がいましたらこちらでご連絡・予約ください→ イタリア家庭料理フルコース

KitchHike n.16&17

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来月、父が日本へ遊びに来るので、キッチハイクできる時間が少なくなってちょっと寂しいですが、とりあえず今月ほぼ毎週キッチハイクを開催しました(^^)そして4月からまた時間ができると思うのでご興味のある人がここでメニューや予約情報が載っています〜
さて、16回と17回目のキッチハイクは一週間だけ空けて行ったので、一緒に紹介します。
まず16回目のメニュー:

 

前菜

  • Crema di ceci(ひよこ豆のムース)
  • Crêpes gorgonzola e pere(ゴルゴンゾーラチーズと梨入りクレープ)
  • Scaloppine di pollo al limone con asparagi(レモン香る鶏肉のスカロッピーネ)

パスタ

  • Pasta ricotta e sugo cipolle(リコッタチーズと玉ねぎソースのカラフルパスタ)

付け合せ

  • Cavolo nero rifatto(カボーロネーロのベーコン炒め)

デザート

  • Salame di cioccolato(チョコレートサラミ)
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トスカーナ料理ではやっぱり豆をよく使います。ハーブと煮たひよこ豆をミキサーにかけたら、簡単にこのひよこ豆ムースが出来上がります。お好みで水分を調節してスープにも変更できます♪
一緒に出した「レモン香る鶏肉のスカロッピーネ」はオシャレに聞こえますが、これもよくあるシンプルな家庭料理です。なぜ今までキッチハイクで出してなかったのかと思いましたw 「スカロッピーネ」とは肉の薄切りを示し、豚肉、牛肉のスカロッピーネもあります。今日のスカロッピーネは鶏肉ですが、レモン風味のクリーミーなソースが美味しさのポイントです★

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クレープといえばフランスですが、イタリアでも普通に食べられ、「クレスペッレ」という似たような料理もあります。そしてこのクレスペッレは特にデザートよりおかずとして食べたりします。今回の「ゴルゴンゾーラチーズと梨入りクレープ」もチーズと梨(本来は洋梨)の無難な組合せ(イタリアではチーズと洋梨がよく合うことは有名)を生かして前菜として出しました。実はメニューに書いていませんが、ゴルゴンゾーラとメロンバージョンも作ってみました。メロンの甘さもチーズの独特なクセにマッチしますが、梨よりは水分がちょっと多いかなと思いました。またチャレンジします(^-^)
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メインディッシュの「リコッタチーズと玉ねぎソースのカラフルパスタ」はキッチハイク新登場じゃありません。実は去年の夏も出したことがありますが、ちょっと違う形のパスタでした。キッチハイク16回目の時はカラフルなシェル型のパスタを選び、とても懐かしい味がするリコッタと玉ねぎソースと合わせました。因みにリコッタチーズはもちろん自家製です!
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前回のキッチハイクでも使ったイタリアの黒キャベツ、「カボーロネーロ」は今回も活躍し、ベーコンと一緒に「カボーロネーロのベーコン炒め」にしました。よくあるほうれん草とベーコン炒めよりは少し苦味があり、大人の味ですね〜
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バレンタインデーが近かったということでデザートはチョコレート系にしようと決めました。最近日本でも似たようなものを見たことがあり、見た目の可愛い「チョコレートサラミ」を作りました。手軽にできて、イタリア人はみんな一回は作ったことがあると思います。
「サラミ」と言いますが、味は関係ないのでご安心ください笑 形だけはサラミに見えます(^^)。このキッチハイクの後に何回か用意したり、友達に食べさせたりしてなんか日本人好みに合うようです。でもバターがたくさん入ってるので食べ過ぎないように気をつけましょう!w
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続いて17回目の料理です。

前菜

  • Insalata di polpo e borlotti(タコとうずら豆のサラダ)
  • Inzimino di seppie(イカのインツィミーノ)
  • Cocktail di gamberi(海老カクテル)

パン

  • Focaccia mozzarella e prezzemolo(モッザレッラチーズとイタリアンパセリ入りフォカッチャ)
パスタ
  • Tagliolini fatti in casa con ragù bianco di pesce(手打ちタリオリーニ〜魚ラグー・ビアンコソース〜)

サラダ

  • Insalata con pompelmo rosa(ピンクグレープフルーツ入りサラダ)

デザート

  • Salame di cioccolato(チョコレートサラミ)
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17回キッチハイクでは他の書き込みなどでコメントしたことがある料理がいくつかあって、いつも通り説明していないディッシュだけについて話します。久しぶりに魚系のフルコースでした。
1回目のキッチハイクの時、タコとじゃがいものサラダを作っていましたが、今回「タコとうずら豆のサラダ」に変更。うずら豆はイタリアでよく食べる豆種で、魚介類と豆を使う料理が珍しくありません。例えば、ひよこ豆とツナ、白いんげんとムール貝なども人気のコンビです。
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豆と魚介類のコンビの後、野菜と魚介類の料理。この「イカのインツィミーノ」についてここで話しました。
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海老カクテル」も同じく、去年の夏キッチハイクに出したことがあります(ここを参考)。
そしてモッザレラチーズとイタリアンパセリのフォカッチャもこれで何回目だろうw
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新しいメニューがなくて面白くない〜と思われるかもしれません(笑)が、今回のキッチハイクのお楽しみはハイカーと一緒に作った手打ちタリオリーニパスタでした。前回もピーチというパスタを来たハイカーと一緒に伸ばしたことがありますが、ピーチと違って今回のタリオリーニはパスタマシーンで作りました。パスタマシーンとは用意した生地を伸ばしたり、麺に切ったりするための機械です。私を入れて5人で生地を持ったり、マシーンに通したり、麺を運んだり…とても効率的なグループワークでしたw
ソースは予め準備していた(主にタラと棒サメ)のラグー・ビアンコ。普段、ラグーはミートソースのことです。肉の代わりに細かくした魚を使えば「魚のラグー」と言い方もあり、そして「ビアンコ(白)」を付くとトマトソースが入っていないと示します。基本の味付けはニンニクとオリーブオイルだけですが、今回はブラックオリーブも加えていました(^-^)
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その後、魚料理と柑橘系が合いますし、そしてサラダに果物を入れる私なので、ピンクグレープフルーツ入りサラダを用意しました〜グレープフルーツは前菜のタコサラダなどに加えても美味しいですよ〜
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17回目のキッチハイクもバレンタインデーに近い日程だったので、デザートとしてもう一度上記の「チョコレートサラミ」を選択〜
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よーし、後3日間で18回目のキッチハイクなので、今日もギリギリ今までのメニューレポートを書き終わりました。
そういえば、先月「ママスタ」というウェブマガジンのために私のキッチハイクについてインタビューされました。記事をリンクするので、ご興味があれば読んでみてください〜(^o^)

KitchHike n.15

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今月も忙しかったー!お陰様でたくさんのハイカーがうちのキッチハイクに参加しました。毎回違う方々、違う話、違うメニュー。毎回違う雰囲気のキッチハイクができてとても楽しいです〜♪ 来月もたくさんのゲストをお待ちします!

予約はここー(^-^)

さて、15日目のキッチハイクメニューをコメントします。

前菜

  • Polenta fritta con salsa di funghi(揚げポレンタとポルチーニのカナッペ)
  • Ribollita(リボッリータ)
  • Cime di rapa con salsiccia(菜の花と生ソーセージ炒め)
  • Uova ripiene(詰め卵)

メイン

  • Pici con sugo al peposo(ピーチパスタ〜ペポーゾのソース〜)

サラダ

  • Insalata di spinaci con champignon e parmigiano(マッシュルームとパルメザン入りほうれん草サラダ)

デザート

  • Frittelle di castagne(栗粉のフリッテッレ)
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「ポレンタ」とは何か前に説明したと思います(ここを参考)。冷めて固まってきたポレンタをスライスに切って揚げることがよくあります。これにポルチーニとマッシュルームで作ったクリーミーなソースを乗せて「揚げポレンタとポルチーニのカナッペ」にしました。
因みに揚げポレンタは塩または砂糖をまぶしてそのまま食べても美味しいです〜

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リボッリータはパンザネッラ、パッパ・アル・ポモドーロなどと同じく余った食パンを生かすトスカーナ料理です。
分かりやすく言うと、野菜、豆とパンの煮込み料理です。パンが崩れてしまい、スープよりはお粥のような食感になります。煮込む野菜は主にキャベツ(特にイタリアのカボーロネーロ)、人参や小松菜、豆は白いんげんです。リボッリータを作ろうと決めた理由は日本でなかなか見かけないカボーロネーロ(「黒キャベツ」)を育てる知り合いにいただいたきっかけです。普通のキャベツと見た目も味も違い、生で食べるとちょっと硬くて苦いので、煮たり炒めたりしたものをトスカーナ料理によく使われています。久しぶりに食べたら懐かしい味がして少し感動しましたw
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また、季節の菜の花を使った「菜の花と生ソーセージの炒め」。生ソーセージって何?と思う人も多いかもしれませんが、イタリアだとサルシッチャと言い、豚腸に詰めた、スパイスとハーブが効いた豚のひき肉です。日本では売られていないため似たよう生ソーセージを使いました。サルシッチャと菜の花の相性はとても良いですよ!
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詰め卵はちょうど前回の書込みに説明しました。
去年の夏キッチハイクでハイカーと一緒にシエナ名物である「ピーチパスタ」を手打ちで作りましたが、今回も同じでした。ただソースは本来おかずとして食べるフィレンツェの「ペポーゾ」(牛スネ肉の赤ワイン煮)に変更してみました。ソースっぽくなるようにペポーゾを3時間以上煮込んで柔らかく仕上げました。結局ボリュームたっぷりのパスタになりました笑!
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サラダは冬系のマッシュルームとパルメザン入りほうれん草サラダ、当日の八百屋さんにインスパイアされました。
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そしてデザートまで季節感を出してみて、栗粉(イタリア産)のフリッテッレを用意(…栗は冬より秋だけどね^^;;)。
レーズンや松の実を混ぜた栗粉の生地を揚げたら、砂糖をまぶして完成です〜これも手軽な家庭デザートで、お母さに何回も作ってもらいました(^-^)因みに栗粉は主にデザートの材料ですが、上記のポレンタのような料理にも使うことがあります。
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ごちそうさまでした!笑
次回のレポートではカラフルなパスタと(既に過ぎた)ヴァレンタインデーにぴったりのチョコデザートを紹介します〜☆

★ハロウィーンディナー★

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イタリア旅行の第②はまた書こうと思っていますが、とりあえず今年のハロウィーン・ディナーの様子をお届けします。

凄いディナーじゃありませんよ(^^’) 少し遊んだだけ~

メインはこの「ドクロ目玉焼きハンバーグ」でした!

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できるだけハロウィーンっぽい色を使ってみました。

ハンバーグは手作り、ソースはトマトとオリーブソースにしました(赤)。

ご飯は黒米入り(黒・紫)。

サラダに蒸しかぼちゃを加えました(オレンジ色)。

そして、主役の目玉焼き。雑誌でドクロのシリコン型を発見し、一目惚れ!

(卵の黄身の上に白身が少し残っていて更にグロい見た目になりましたw)。

 

おつまみに、市販の黒いトルティーヤチップスにハンバーグのために作ったトマトソースを合わせました。

はい、最近人気の大根(おろしじゃないw)アートも飾りに。適当ですが・・・

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最後、デザートですね。

りんご、かぼちゃとアマレッティ(アーモンド味のイタリアのお菓子)ムースにチョコレートとアマレッティ(一個)でハロウィーンデコ。

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以上です~

テーマを決めて料理を作るのが楽しかったです!来年もやろうかな(^_^)

そういえば、日本ではハロウィーンって凄いことになっていますね笑

イタリアもイベントに行ったり、子供が「トリック・オア・トリート」で近所を訪ねたりしますが、たくさんの人が街でわいわい騒ぐことがあまりないと思います・・・笑